建築好きにはたまらない「江戸東京たてもの園」にマイクロツーリズム
皆さん、「江戸東京たてもの園」ご存じですか?
東京都小金井市にある施設で、JRだと中央線 武蔵小金井駅よりバスで5分のところにあります。
車だと、近隣に小金井公園の駐車場がありますので、そちらにお停めくださいね。
こちらは1993年に江戸東京博物館の分館として、東京都が建設したそうなのです。
現地保存が難しい文化的価値の高い歴史的建造物を「移築 ⇒ 復元」すると共に、貴重な文化遺産としての継承を目指しているとのこと。
敷地内には、江戸時代から昭和初期に建てられた建物を復元して、街が作られています。
この世界観は当時そのもの!タイムスリップしてしまいます。
昭和初期の文具屋さん、酒屋さん、薬屋さん、花屋さん、銭湯まで、様々な建築物にお目にかかれます!
こちらは1937年に板橋区に建てられた写真スタジオ「常盤台写真場」。
郊外住宅地である常盤台に建てられた写真館だそう。
(壁面の"TOKIWADAI PHOTO STUDIO"という表記、見えますか?)
照明設備が発達していなかった当時、安定した照度を得るために、 2階の撮影場所には大きな窓を設置して、光を採ることができるようにしたそうですよ。
こちらは当時のアパートでしょうか?とっても風情があります。
こちらは1910年に新宿区信濃町に建てられた「デ・ラランデ邸」。
ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして建てられたそうです。
この施設内ではおしゃれなカフェとして営まれていましたよ♪
東京は、江戸の昔から火事・水害・震災・戦災などにより、多くの貴重な歴史的建造物が失われてきたとのこと。
こうした文化遺産を大切に残していきたいという想いが伝わってくる場所でした。
ぜひ皆さんも行ってみてくださいね♪